建設・インフラ分野のスタートアップ企業に投資するCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)一覧

近年、建設・インフラ分野においても、スタートアップ企業に投資するCVC(コーポレート・ベンチャーキャピタル)が立ち上がっています。本コラムでは、代表的な建設・インフラ分野のCVCをご紹介させていただきます。
戸田建設(CVC)
- スタートアップ企業との価値共創の取り組みを強化することを目的に、2020年から2024年3月までの第1期の投資活動の中で、10社4ファンドへの出資を実行
- 2024年4月から2027年3月までを第2期の活動期間として新たに30億円の投資枠を設定し、国内外のスタートアップ企業及びベンチャー投資ファンドを対象に投資を行う
- 投資分野は、①当社の顧客の課題に対して貢献できるサービス、②スマートシティやウェルネスに寄与するサービス、③建設産業の発展に寄与する技術・製品・サービス
- 参考URL:https://www.toda.co.jp/business/cvc/
清水建設(CVC)
- 2020年、R&Dの強化ならびに事業領域の拡大に向け、国内外のベンチャー企業やベンチャーファンドを対象に100億円を上限とする出資枠を設定
- 将来性のあるベンチャー企業との協業、オープンイノベーションによる建設ICT技術・ロボット・AI等の先端技術の導入、新規事業領域のビジネスモデルの構築、当該企業との技術提携・業務提携などを目指す
- 投資対象分野は、AI、ロボティクス、ドローン、BIM・CIM、センサー、工程管理、新素材、スマートシティ、環境・エネルギーなど
- 参考URL:https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2020/2020012.html
東急建設(CVC)
- 総額50億円のCVCファンド「TOKYU-CNST GB Innovation Fund L.P.」を独立系ベンチャーキャピタル大手のグローバル・ブレインと共同で設立
- 2021年度から10年間の長期経営計画で、3つの提供価値(「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」)および「人材」「デジタル技術」の領域においてオープンイノベーションを加速し、建設事業の変革と新規事業の創出を目指す
- 重点領域は、建設テック、不動産テック、環境およびエネルギー、IoT、XR、シェアリングエコノミー、Eコマース、ロボティクス、AIおよびビッグデータ、ウェルネス、スマートシティ、エンターテインメント
- 参考URL:https://www.tokyu-cnst.co.jp/topics/2069.html
カシワバラ・コーポレーション(CVC)
- カシワバラ・コーポレーションは、マンション大規模修繕等を手がけるトータル・リノベーション・カンパニー
- 建設分野における技術革新の推進を目的として、建設系ITスタートアップに投資する「JAPAN CON-TECH FUND」を、2019年より当初投資枠50億円で開始
- スタートアップ企業にリスクマネーと成長ノウハウを供給し、建設業界に新しいテクノロジーの風を吹き入れることで、双方の事業創出と成長を支援
- カシワバラならではの支援策として、参入障壁の高い建設業界における新技術の実証実験と導入支援のために、多くの建設現場を提供
- 参考URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000041532.html
加和太建設(CVC)
- 加和太建設は、静岡県三島市を地盤とする建設会社
- 2021年より運営するスタートアップスタジオ「LtG Startup Studio」を拠点に、起業支援に取り組む
- しずおかフィナンシャルグループ傘下の投資会社(静岡キャピタル)と連携し、起業支援プログラム「スタートアップ・グロース・シズオカ」を開始
- 定期開催しているピッチコンテスト「SHOGUN PITCH」の優勝者を対象に、事業計画のブラッシュアップや資金調達の相談などの伴走支援を半年間実施し、最大1000万円の出資を検討
- 参考URL:https://www.kawata.org/news/240122/